神楽坂にある編集プロダクションです

 

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先日、一生のうち一回は行ってみたいところのひとつである熊野三山に行ってきました。

人々が繰り返し通ったことでつくられた道が今の古道となったことを考えるといいのかなぁと思いつつ、神社めぐりといっても広域ですから、自分の体力に合ったツアーを選びました。あまり歩くことなく(といいつつ山道や階段も結構登りました…)、お天気にもまあまあ恵まれ楽しんできました。熊野三山に共通する「導きの神鳥」として八咫烏を各所で見かけました(写真は本宮の八咫烏ポスト)。

このツアーのセットになっていた南方熊楠記念館が修繕で休館中ということで急遽南方熊楠顕彰館へ。ここがとても興味深いところとなりました。研究に関することはもちろんですが、資料として熊楠の直筆の動物や菌のスケッチ、メモが多く展示されています。生き生きとした動物の生態が描かれているのが印象的で、研究家としての顔以外も楽しめる展示です。隣には長く住んでいた住居が残してあり見学が可能。親戚の方がこちらにいらっしゃるときは、生前のお話も聞くことができます。グッズも販売していて、これがなかなか楽しいもの、つい知人へのお土産にしてしまいました。

今回は行ってみなければできない発見をでき、大満足な旅となりました。