神楽坂にある編集プロダクションです

現在携わっている媒体の校了作業が大詰めです。
(前に使ったフレーズの使い回し)

今回の媒体でも、編集中は社内外を含めてたくさんの方に助けていただき、
尊敬と感謝と恐縮の入り混じった気持ちになりながらなんとかやってきました。
ゲラは少しずつ手離れしていますが、まだまだ気を引き締めていきたいと思います。

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最近読んだ漫画に冷やし汁を作る回があり、おいしそうだったので私も作ってみました。
漫画では略式ということでさばの水煮缶を使っていたのですが、簡単でおいしかったです。

このように、漫画や小説にふと出てくる料理を作ってみたくなることが多いです。
はじめて作ってみたいと思った料理は、多分絵本で見た、ぐりとぐらのカステラだっただろうな~…
あれは子どもながらに大変あこがれました。

大人になってからでいえば、たとえば漫画『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ著)で
主人公の竹本くんが自分探しの旅の途中、日雇いバイトをしていたときに作ったまかない飯。
切り干し大根入りの玉子焼きが食べてみたくて、玉子焼きの練習をしたことがあります。

漫画『3月のライオン』(羽海野チカ著)では、川本家で研究された半熟玉子が作りたくて。
実際に真似してみてから、そのやり方で作る煮玉子が我が家の定番メニューとなりました。

漫画『花のズボラ飯』(久住昌之原作、水沢悦子作画)に出てくる料理(?)は
簡単・手軽でおいしいのでよく作っています(なかでも明太子豆腐丼が好き)。
「ズボラ飯」というだけあって、家にあるものでパパっとできるのが良いですね。

漫画『くーねるまるた』(高尾じんぐ著)では、
文京区の安アパートに滞在しているポルトガル人のマルタさんが作る料理がおいしそうです。
主人公はお金がない設定なので、できる限り安上がりなものを作るのですが、
結構手間をかけていたりするので、再現の難易度は高そうです。

小説『植物図鑑』(有川浩著)では、旬の野草で作られる料理の描写が本当においしそうで
春になると読み返してはお腹をすかせています。
ただ、初心者がカンで知らない野草を摘んできて食べるわけにもいきません。
(中毒の危険があるそうです!)
この小説からはまだフキご飯くらいしか作ってみたことがないのですが
うちの近くで採れるのであればノビルやつくしも調理してみたいな~ と思っています。
ノビルはよく小学生のころ摘んできて、味噌漬けで食べていましたが、最近とんと見ないです。
求む、目撃談。

と、書いていたらお腹がすいてきました。
夏バテしないように、身体が欲する栄養をおいしくいただきたいですね。

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シバタ