神楽坂にある編集プロダクションです

仕事柄、一日中座りっぱなしでひたすらデスクワークに没頭、なんてことはしばしば。そんなときはアウトドアでリフレッシュ! 天気予報によると今度の休日は絶好の行楽日和! 家庭サービスを期待する家人の冷めた視線を後目にLets Fishing! 横浜の某船宿から海釣りに出かけました。いまが旬の秋アジ、秋サバがターゲット。アジはタタキに刺身、塩焼きに、サバは〆サバ、味噌煮、竜田揚げにと、どれもじわっと脂が乗った垂涎の一品です。当日は早朝、船宿に一番乗り。早々に釣り道具の支度を済ませ、「予報通りいい日並みじゃん。魚が口開けて待ってるよ。」などと、なじみの釣り客との会話も軽やかです。そんな釣客の期待を乗せた釣り船は、一路漁場を目指しぽかぽか陽気の穏やかな海の上へ滑り出す。と、ここまでは予定通りしたが……。何がどう悪かったのか……。終わってみれば釣果ゼロ(涙)。アジ、サバどころか何も釣れずに終了。下船後は、内心、今晩のおかずはアジづくしだなとか、釣れすぎたらご近所さんに何尾ずつ配ろうかとか、いろいろ考えていたことがおかしくて思わず苦笑い。そんな私に船宿の女将さんが「次、がんばって。これよかったら持ってってよ。」とイワシの干物(めざし)をプレゼント。女将さんのやさしい心遣いに感謝、感謝。さっそく、その日の夕食のおかずに。うまかったなあ。いままでに食べためざしのなかでベストワンでした。世の中、予定原稿を書いてはいけないんですね。まさに「捕らぬ狸の皮算用」ですね。よし、次は「棚から牡丹餅」の心境でいこう。ん? ちょっと違う? 以上、へっぽこ釣り師の釣行記でした。